鉄筋工事って、どんな仕事なの?

 

皆さま、こんにちは。

静岡県浜松市で鉄筋工事業を手掛けております(株)森島鉄筋工業です。


私たちが生業としている「鉄筋工事」。

一般の方からすれば、あまり馴染みがない言葉ですよね。「現場での作業なの? それとも加工所で働いているの?」と、不透明な部分が大きいと思います。


そこで、今回は「鉄筋工事の仕事内容」について、ご紹介させていただきます。



■鉄筋工事の仕事の流れ


ひと言でいうと「鉄筋」とは、建築物や橋梁など、コンクリートで覆われた施設の骨組みのこと。人間においての骨と同じく、建物の外からは見えませんが、なくてはならないとても大切な部分です。

では、鉄筋工事業者はどのような流れで工事を進めていくのでしょうか。



1. 加工帳と施工図の作成



まずは、設計士が建物に適した鉄筋の太さや数量を決めます。


「鉄筋」とひとことで言ってもその種類はおよそ2400種類。その中でも、最適なモノを最適な数だけ選んでいきます。



2. 鉄筋の加工



「鉄筋加工図」という図面に従って、鉄筋を曲げたり切ったりします。鉄筋が建物の構造にピッタリとはまるように加工を施していき、現場の作業に備えるのです。



3. 組み立て


加工した鉄筋を現場に運搬し、ここからは現場での作業になります。加工済みの鉄筋を、施工図通りに建築物などに取り付けていきます。鉄筋の種類に合わせて組み立てる順序があるのが、難しいところ。経験の深い職人がリードしながら、作り上げていきます。



4. 結束



「ハッカー」と呼ばれる工具と結束線を使って、鉄筋の交差部を縛る作業です。しっかりと結束することによって、骨組みの強度が増します。



5. 最終チェック


鉄筋の上からコンクリートが流された後、工事に不備がないかチェックします。安全に使用できる施設を作るためには、最後の最後まで気が抜けません。不具合がなければ、施工終了となります。



■人の暮らしを支える、やりがいの大きい仕事



鉄筋がなければ、建物は自立できません。目には付きませんが、人々の安全な生活を守るために、鉄筋工事は欠かせない仕事です。


常に重たい鉄筋を扱う仕事なので、どうしても肉体的には疲労がたまります。しかし反面、疲れた分だけ、完成した施設を見たときの「やりがい」や「感動」が生まれるのは間違いありません。


また経験を積んだり、資格を取ったりするに連れて、できる作業が増えていきます。モチベーションをもって自分を高められる仕事です。一旦手に職をつければ、どの現場に行っても通用します。


建設のなかでも重要な作業ですので、他業種にも応用できる技術を得られるのです。



■こんな人におすすめです


だから「手に職をつけて将来独立したい人」や「根気強く続けられる人」におすすめの仕事です。特に職人を目指している若い人には、ぜひ早めにチャレンジしてもらいたいと思います。

現在は業界全体で人手不足が深刻になっていますので、正社員雇用の可能性も高い職種です。



■まとめ


鉄筋工事は「未来に残る仕事」だと思います。

なぜなら、鉄筋がなければ建物は完成せず、建物がなければ人は生活できないからです。


鉄筋工事は、人間が生きていくうえで必要とされる意義のある仕事なのです。


だからこそ、鉄筋工事業者であることに誇りを持てるとともに、大きなやりがいを感じられます。


普段、表からは見えませんが、常に人々の安全な暮らしを支えている大切な仕事なのです。