鉄筋工ってどんな仕事? 仕事内容や将来性を紹介

皆さんこんにちは。

静岡県浜松市を拠点に鉄筋工事を行っている森島鉄筋工業です。


弊社の手がける鉄筋工事は、コンクリートの建物の骨組みを作るという重要な役割を果たしています。その鉄筋工事を行う職人が「鉄筋工」です。鉄筋工に興味のある方にとって、就職したら具体的にどのような仕事をするのか、生涯を通して働けるのかは大いに気になるところではないでしょうか。そこで今回は、鉄筋工の仕事内容や将来性について解説します。




■鉄筋工はどんなことをする仕事?



そもそも鉄筋とは、表面に凹凸の突起を設けた棒状の鋼材のことです。鉄筋をコンクリートの芯として入れたものが鉄筋コンクリートで、非常に高い強度を発揮することから、ビルやマンションなどの建築によく使われています。鉄筋工の仕事は、この鉄筋を編み込んで建物の骨組みを作ることなのです。


作業はまず、CADなどを使用した加工帳・施工図の作成から始まります。加工帳とは、どのように鉄筋を加工するのかを描いた指示書のこと。施工図とは、どのように鉄筋を配置するのかを描いた組立図のことです。どちらも設計図書や施工計画書など、多くの資料をもとに作成されます。この2つを正しく作成できなければ、正確な工事はできません。


次に、加工帳をもとに鉄筋を加工します。鉄筋はどれも同じように見えるかもしれませんが、その形状や長さ、必要な本数は現場によってさまざまです。切断加工や曲げ加工などによる、建築工事の内容に応じた鉄筋作りが求められます。あらかじめ加工場で必要な鉄筋を作っておくことで、建設現場では組み立て作業に専念できるのです。


こうして作られた鉄筋を、建設現場では1本ずつ丁寧に組み上げていきます。十分な強度を出すためには正確な施工が必要で、時にはミリ単位で調整しなければなりません。また、交わった鉄筋を結びつける「結束」は見栄えにもこだわる必要があり、プロの腕の見せ所。一連の作業をスピーディーに行うためにも、事前の段取りが重要になります。


そして、加工の後に忘れてはならないのが自主検査です。鉄筋はコンクリートを流し込むと見えなくなってしまいますから、その前にしっかりと状態をチェックしなければなりません。設計通りに配筋できているか、何か問題のある箇所はないかといったことを厳しくチェックします。すべての検査が終わり、次の工場の担当者に引き渡したところで、鉄筋工の仕事は完了です。




■鉄筋工に将来性がある理由



鉄筋工という仕事は、モノづくりが好きな方にとってはとても魅力的で、目指している方も大勢います。ただ、鉄筋工になるにあたって、将来性を心配している方もいるでしょう。景気がいいとは言い難い現在の世の中ですが、鉄筋工事業界は今後どうなっていくのでしょうか。


結論から言うと、鉄筋工には十分な将来性があります。ここまでご紹介したように、鉄筋工事は建物の骨組みを作る仕事です。新しいビルやマンションは常に作られ続けていますし、老朽化による建て替え工事もあるので、鉄筋工は重宝され続けます。つまり、仕事がなくなる心配がないのです。


また、鉄筋コンクリートの建物は非常に強度が高く、鉄筋に取って代わるような建材が登場する気配も今のところありません。当面は鉄筋が使われ続けるであろうことも、鉄筋工事業界に将来性がある理由です。それに加え、トンネルや道路でも鉄筋工事は必要なので、鉄筋工になれば非常に広いフィールドで活躍できます。


さらに、鉄筋工事業界を含めた建設業界は、他の業界に比べて高齢化が進んでいます。今後は優秀な職人の引退によって人手不足が加速する可能性が高く、若い人材は常に求められている状態です。今から鉄筋工になれば、将来にわたって働き口に困ることはないでしょう。人材獲得のため、労働環境の改善も進められています。鉄筋工を目指すならまさに今がチャンスなので、積極的に挑戦してみてはいかがでしょうか。




■鉄筋工に興味のある方は浜松市の森島鉄筋工業へ



森島鉄筋工業では、一緒に鉄筋工として働いていただける仲間を募集しています。多くのお客様に支えていただきながら、50年以上にわたって鉄筋工事を手掛ける会社で、仕事量も豊富にございます。各種手当をそろえて働きやすい環境を整えており、遠方の方には引っ越し手当もお支払いしています。まずはお気軽にご連絡ください。